Farmnoteが「酪農向け」で「発情発見」しかできない説への反論
- 2018-07-26 12:05
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このブログを更新するのが2年ぶりとなってしまいました・・・ご無沙汰しております。
最近はFacebookが便利でそちらにばかり投稿して、ブログが疎かになってました。反省。
さて、お客様のおかげでFarmnoteは順調に拡大しており、顧客数も2400戸を超えました。その中で、最近こんな話をよく聞きます。
「Farmnoteさんは発情発見しかできないんですね？」
「Farmnoteさんは酪農向けなんですよね？」
なるほど。わかりました。まず結論から言います。
Farmnoteは肉牛繁殖・肥育にもご利用いただけます。さらに発情発見だけでなく反芻などから注意するべき牛を発見することができるシステムです。
まずはこちらをご覧下さい。
我々の顧客の51%は肉牛生産農家さんです。むしろ酪農の方が少し少ないくらいです。さらに我々の契約農家さんも数千頭クラスの大規模肉牛農家さんが中心です。
また、うちのシステムは発情発見しかできませんよという話ですが、これも明確に否定します。
まず、そもそもまともに発情発見ができているのかという話ですが、Farmnote Colorを導入した農家さんは平均1.2倍以上、発情発見率が上がっています。
このデータを見てください。
和牛繁殖農家さんにおいて、平均35%も発情発見率が向上した事例です。
まず生産性向上で最も重要な発情発見率向上ができてこそ初めて利益に貢献する製品だとおもいます。我々はそこに投資をし続けており、まだまだ改善を進めていきます。
我々は世界中のセンサーと発情発見率の比較試験を行っています。世界シェアNo.1センサーとも互角以上に検知精度が高いことがデータで証明できました。ここでお見せすることはできませんが、弊社営業に直接お聞きください。もちろん国産センサーとも比較し、弊社側の発情発見率の方が上回ったこともここでご報告します。
さらにこちらご覧ください。
Farmnote Colorは活動量・反芻量の変化を捉えてこのように反芻が1日で大きく減った牛をピックアップしたり、乳量と組み合わせてケトーシスなど周産期疾病を早めに見つけたりすることができます。なぜ使いもしないでうちのシステムは発情だけという話が一人歩きするんでしょうか。うちのセールスは少なくとも反芻のマネジメントを今生産者の方に提案させていただいております。
ご購入頂いたお客様で使い方がわからずご不満な方がいらっしゃれば、しっかりと活用方法をご提案させていただきますのでご連絡ください。
また、肥育農家さん向けの機能もかなり充実しています。例えば肥育成績の管理、等級、肉質の詳細、出荷価格、原価、肉格協データの取り込みなど出荷に関わる管理はほとんど対応しています。
またそれのレポーティングも充実しており、経営状況を3ヶ年で比較したりできます。
いかがでしょうか？酪農も肉牛も管理できる製品だとご理解いただけたでしょうか。
Farmnoteは経営形態で画面が変わります。肉牛肥育向けに設定すれば肉牛肥育に最適な画面に切り替わりますし、もちろん酪農向けに設定すれば酪農に最適になります。
Farmnoteはこれからまだまだ進化します。秋にFarmnote Colorが大きく生まれ変わります。初の大型アップデートです。
このアップデートは、世界の競合製品に対して頭一つ抜け出すという目標を持って取り組んでいます。
ぜひご期待ください。